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1930年代に製造されていた コットンシェルのダウンジャケット

いまではファッションの世界でコットンシェル・アウターの定番として知られるキルティングのダウンジャケットだが、ウエアハウスではそれがまだ認知される前だった1990年代からヴィンテージを収集し、開発に取り組んできた。コットン素材のダウンジャケットらしい武骨さと、オールドアメリカンカジュアルスタイルとの親和性に着目し、素材を開発して初めてリプロダクトしたのは2002年のことである。それまでは60/40クロスやリップストップナイロンのオールドダウンジャケットが人気だったが、次第にコットンシェルのダウンジャケットの魅力が認知され、それに比例して市場価格も上昇したのである。
コットンシェルのダウンジャケットは、戦前からワーク、ミリタリーの世界で着用されていた。その高い保温性と軽さから、米空軍の寒冷地でも着用されていたレザージャケットに取って代わる存在になり、ダウンは「キルテッド・フローテーションスーツ」と名付けられ、米軍にB-9をはじめとするダウンインシュレーションとしても使われるようになった。戦闘機が水面に不時着した際、一定時間水面に浮いていられるという特徴も理由のひとつだった。その後、ダウンアウターは世界の最高峰といわれるヒマラヤのK2を目指すアメリカ山岳隊のスタンダードユニフォームになり、大衆化した。
ウエアハウスでは、2023年からこのようなコットンシェルのダウンアウター黎明期といえる1930~’ 40年代のモデルに改めて着手した。

WAREHOUSE & CO.

Lot.2185 DOWN JACKET

1930年代に初めて製造されたアメリカのコットンシェルのダウンジャケットを再現。襟は折り返しのないシングル、袖裏にはダウンが入らず、フランネルが施されている。腰部分の内側には滑り止めとなるエラスティックリブを装備。これは同素材のパンツとセットアップで着用することを想定したディテールだ。これと同型のダウンジャケットはシアトルの産業博物館に展示されていることからも、北西部のアウトドアマンたちを支え続けた普遍的な存在であることが窺える

もとにした初期モデルのヴィンテージと同様に袖裏にダウンは施されていない。単色のフランネル生地が施された武骨な仕様をそのまま再現

「デコTALON」と呼ばれるジッパーを装備。もとにしたヴィンテージは刻印から1941年製だと判明した

ヴィンテージをもとにしたデザインが目を引くネームラベル。ウエアハウスは当初からこのラベルにも着目していた

腰部分の裏に施されたエラスティックリブも当時のものを忠実に再現。パンツとセットアップで着用時の滑り止めだ

Lot 2185 DOWN JACKET

PRICE:89,000円+tax SIZE:36,38,40,42

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