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“自然なムラ糸”と“希少な編み機”

ウエアハウスカンパニーのTシャツが持つムラのある生地、つまりはヴィンテージ感のある風合いの核心となる、紡績工場と生地工場を紹介します。

目指したのはこの風合い!

’40~’50年代頃のTシャツ特有の凹凸感のある生地を再現。この生地を忠実に再現するべくウエアハウスカンパニーは徹底的に分析した

ウエアハウスカンパニーが10年以上、定番で作り続けているポケットTやフリーダムTなどは生地にうっすらと凹凸感があり、光にあたるとうっすらと横段の陰影を生むことから、通称「シャドウボーダー」と呼ばれています。その魅力は何といっても生地の持つ独特の風合い。一般的にTシャツは染み込みやフロッキー、ペンキなどでプリントの風合いに注目されがちですが、ボディの生地特有の風合いがあるからこそ、プリントの経年変化と相まって、ヴィンテージさながらの雰囲気を生み出すのです。
我々のTシャツの生地を構成する3大要素は“綿”“糸”“編み”。Tシャツは肌着から発展したもので、’40年代にはミリタリー、’50年代にはアスレチックウエアとして広がっていきました。その中で我々が最も魅力を感じたのが’50年代のTシャツです。特に、この年代特有の独特の横段を持つ生地の風合いを再現するべく、ヴィンテージの生地の研究に取り組んでいます。
まず我々が行ったのは原綿の選定。自然な波長のムラ糸を作るためには、通常よりも弾力のあるコットンを選ぶ必要がありました。膨大な品種の綿花から選りすぐり、最適なコットンに辿りついたです。
次に行ったのはムラ糸の再現。前述のヴィンテージTシャツが持つ自然なムラ糸は、当時の紡績技術が未熟だからこそ生まれる副産物。それだけに現代の技術を用いて、そのムラ糸を再現するには至難の技。しかし紡績工場との研究を重ね、太い部分(8番)、細い部分(19番)が不均一に表れる自然なムラ糸(12・5番)を作り出すことに成功したのです。
次のステップではこのムラ糸の質感を、そのまま生地にすることができる編み機が必要となり、Tシャツのルーツを再度考察しました。肌着としてのTシャツの時代からアスレチックウエアに至るまで、太い糸を使用した生地が多く存在していました。そこで’60年代ごろに稼働が始まった、日本製のシンカー編み機に注目したのです。
我々が使うシンカー編み機は本来フライスの肌着など太い糸と使った両面編み用として稼働していたものですが、あえて太い糸でTシャツの天竺生地が編めるよう片面編み機に改造。そのため自然なムラ糸の特性をそのまま生かした生地にすることが可能としました。
Tシャツを構築する様々な要素の研究成果の積み重ねにより作られるウエアハウスのシャドウボーダー。その再現力はデニムと同じぐらいの熱意が詰まっています。

紡績工場である大正紡績の倉庫には世界中から綿花の原料が集まる。この中からウエアハウスのTシャツに適した弾力感のある綿を厳選して使用

糸になる手前の粗紡と呼ばれる工程。すでに糸状ではあるが次の工程で更に細く仕上げる

精紡機にそなわるリング(銀色のパーツ)が回転することで糸に撚りをかけていく。これがリング糸の由来となっている

紡績の終盤である精紡工程。この時に糸を送り出す2つのローラー(茶色のパーツ)の回転数に差をつけることで、自然なムラ糸を作り出す

(左)ウエアハウスのムラ糸を1本ずつ横方向に並べたもの。よく見ると細い部分と太い部分が混ざり合っている (右)一般的なムラ糸は、太い部分が極端に強調される。この生地ではウエアハウスのシャドウボーダーは作れない

太い糸で片面編みができるように改良した津村メリヤスのシンカー編み機。12本の糸で編まれた生地は下のローラーで巻き取られていく

編み機に備え付けられたライトに照らされたウエアハウスの生地。ヴィンテージ感のある自然なシャドウボーダーを生み出している

WAREHOUSE&CO.

Lot.4601 Pocket

シャドウボーダーの生地を採用しているため、横段のようなムラが浮かぶのが特徴。極端に前下がりの現代的なネックラインではなく、フライスにパイピングを噛ませる事で強度を保ちながら、着込むほどにネックラインが緩み自然な前下がりが生じる。単糸で編まれた生地は斜行するため、ポケットも追従して斜行していく。

ヴィンテージと同じく、経年変化により生地が斜行していく生地。胸のポケットもそれに伴い斜めに歪んでいく

フライスにパイピングを噛ませたネックラインは、着込むほどに独特のアタリが生まれるのが特徴的

Lot 4601 ポケットT

PRICE:5,500円+TAX SIZE:S,M,L,XL

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WAREHOUSE&CO.

Lot.4601 Henley Neck

ワークシャツの首から見えるヘンリーネックは、ジーンズで言うところのベルトのような存在。肌着としての歴史が長く、ウールやコットン裏起毛の重厚なものも存在している。吊り編み機より希少な編み機を使い、スラブ感のある糸で編まれたボディは独特の風合いを生み出し、着込む程に肌に馴染むのが特徴である。

クラシカルな雰囲気が残る前立て部分には、ネコ目タイプのボタンを使用しており、生地とともにクラシックな佇まいを演出

フライスにパイピングを噛ませたネックラインは、着込むほどに褪色し、独特のアタリが生まれるのが特徴である

Lot 4601 ヘンリーネックT

PRICE:6,000円+TAX SIZE:S,M,L,XL

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WAREHOUSE&CO.

Lot.4048 Freedom

ウエアハウスの定番として知られるラグランのフリーダムTシャツは、肩まわりが動かしやすいため、ストレスなく着られるのが特徴。また特徴的なショルダーラインは、着用することでネックラインが自然に広がり、着込まれた古着のような風合いを生み出していくため、一枚で着用してもサマになる。

肩まわりの動きを高めるために生まれたフリーダムスリーブを採用しているため着用ストレスも少ないのが特徴

ネック部分はロックミシンで縫製しているのが特徴。経年により生地と縫製糸の色にコントラストが生まれる

Lot 4048 半袖フリーダムT

PRICE:5,700円+TAX SIZE:S,M,L

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WAREHOUSE&CO.

Lot.4601 V-Neck

定番のTシャツラインナップに新たに加わったVネックタイプ。程よく角度の付いた首まわりは’70年代らしい雰囲気を持ち、夏らしい装いを演出してくれる。カラバリも豊富なので気分に合わせて選びたい。

生地は他のボディと同じく、改良を施したシンカー編み機で作られた生地を採用。筒状に編まれているため側面に縫製がないのが特徴

鋭角な角度を持ったネックライン。リブが重なり合っているのも特徴的。縫製部分は裏から布が当てられており、スムースな着心地を実現している

Lot 4601 VネックT

PRICE:5,200円+TAX SIZE:S,M,L,XL

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