生産時期が短くヘリンボーンのBDU(野戦服)のなかでも希少価値が高いセットアップを再現。
ジャケットはGジャンのように、パンツはチノパンのように着こなせる。今回はその詳細を解説します。
’40年代の米陸軍における野戦服のセットアップとなるM-42を復刻。ジャケットは後年モデルのM-43よりも服として手間のかかった作りが見られるのが特徴。上官用を彷彿させる荘厳さを持ちつつ、ガスフラップなど戦闘服としての機能も備えている。生地はその後にOD7と呼ばれる濃いODグリーンの色になる前に製造されたペイルODと呼ばれる色のものである。
ポケットもセンターにプリーツをあしらった仕様となる。四角の角を落としたデザインも凝っている
脇下には腕の運動性を妨げないためのマチがあしらわれている。後継モデルでは省略される手間のかかった仕様だ
裾の両サイドにはバックル式のアジャスターストラップが付属する。金属パーツの質感もヴィンテージに忠実
野戦服には珍しい腰帯パーツがあしらわれたGジャンのような仕様。下部に2連ボタンが付くのも特徴
PRICE:32,000円+tax SIZE:36,38,40,42
ご予約ページはこちら上のジャケットと対になる野戦用パンツ。そのためパンツもオフィサーパンツを想起させる手間のかかったディテールが満載で、生地目がハッキリとしたヘリンボーンツイルを採用。41カーキとほぼ同じ仕様となっているのも特徴のひとつである。
互い違いになる綾目模様がハッキリと見て取れる上質なHBT生地。こちらもヴィンテージと判別が付かないほど
重厚感のある鉄製の13スターボタンは、さらにヴィンテージ感を求め新調して作成。エイジングも期待できる部分だ
生地とボタンパーツ以外は、ほぼディテールが41カーキと共通する。ウエポンクロスではお馴染みだがHBTでの高級感溢れる仕様はこの時代ならでは。ただし生地が異なるためエイジングの雰囲気も41カーキとは違った表情を生み出してくれるはず
PRICE:17,000円+tax SIZE:28,29,30,31,32,33,34,36
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