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コットンスウェット界の
キングが遂に発売される!

いまのヴィンテージ市場で最も注目されているカテゴリーのひとつが、コットンスウェットだ。特に2トーンや後付けフードなど1920年代終わりから’30年代の僅かな期間に作られたものが多い上に、チーム単位のアスレチックウエアだったため生産数も極めて少ない。そのため希少価値が非常に高く、世界中のコレクターが血眼になって探し続けている。
そんなヴィンテージのコットンスウェットの世界で、頂点に君臨しているのがこちら。メイン州のヘブロン高校の学生がフルオーダーした1着である。東海岸のアスレチックウエアメーカーとして知られるチャンピオン社が生産したもので、レアカラーの2トーン仕様、生地はダブルフェイス、フェルトレター、パッチポケット、ロックフード仕様、腹部までかかる14インチのロングジッパーのプルオーバー仕様、フードにも12インチのジッパーを装備と、強烈なディテールを持つ。特に注目すべきはジッパーだ。『HOOKLESS』表記のないTALONジッパーをフードとフロントに装備し、それぞれのジッパーの製造年月刻印は「B2=1932年2月」、「G2=1932年7月」とあり、このモデルが1932年頃に製造されたものだということがわかる。
戦前のスウェットシャツは、2トーンカラーやフェルトレターなどは個人やチームでオーダーしたものがほとんど。基本的には、カタログから型を選んでカラー別注し、必要に応じてフェルトもオーダーするというセミオーダー制だった。しかし、こちらの1着は完全なるフルオーダーメイドによるもの。チーム単位で揃えてオーダーしたものではなく、個人で1着だけ作られたものと考えられる。当時、グレーの両Vスウェットはどのメーカーも1着が約1~1.5ドルだった。同年代のスポルディング製のダブルフェイスのロックフード仕様で約3.4ドル、1930年代後半のダブルフェイスの後付けパーカで約4ドルだったのが当時のカタログで確認できるが、今回のモデルはカラー別注にジッパー、フェルトもオーダーしているため約7~8ドルはしていただろう。
チャンピオン社は、コットンのアスレチックウエアを1928年から生産し始めたと言われているが、おそらく初めて製造したスウェットパーカだろう。他社からも1933年に史上初のダブルフェイス、ロックフード仕様のパーカがカタログ掲載され始めたことを考えると、ダブルフェイスのパーカとしても最初期のものだと思われる。現在、これ以外に存在を確認されていない唯一無二のヴィンテージのスウェットパーカの王者が、『ジョン グラッコー』レーベルから満を持して遂に発売される。

John Gluckow

Lot JG-CS11
The Olympic Champion Sweat Parka

ヴィンテージの実物をもとに徹底的に追及したスウェットパーカ。最も特徴的なジッパーも実物同様のものを型から起こして再現している。コットン100%の裏起毛加工した吊り編み生地のダブルフェイス仕様は非常に保温性に優れ、当時アウターとして作られたものだということがわかる

Lot JG-CS11 The Olympic Champion sweat parka アップリケ

PRICE:52,500円+tax SIZE:S,M,L,XL,XXL

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Lot JG-CS11 The Olympic Champion sweat parka 無地

PRICE:48,500円+tax SIZE:S,M,L,XL,XXL

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